サラダバーで結納

本当によくあるブログ。作品の感想や思ったことを書いているブログ。

小説

野崎まど「know」 とてつもない新たな知識を手に入れる話

ユビキタスってのは便利なんだがいまいち広まらない。 すべてのものに情報タグをつけて、脳みその中に入れた装置がそいつを読み取ってくれれば「調べる」なんて作業は必要ない。 「know」にはそれを実現した装置「電子葉」がでてくる。 know (ハヤカワ文庫JA…

「WORLD END ECONOMICA Ⅰ」

元は同人のノベルゲーム。それを小説にしたものを読んだ。 青春×月面×金融 という異色な作品。 WORLD END ECONOMiCA (1) (電撃文庫) 作者: 支倉凍砂,上月一式 出版社/メーカー: KADOKAWA/アスキー・メディアワークス 発売日: 2014/12/10 メディア: 文庫 この…

「希望の国のエクソダス」を、中学生の時に読まなくてよかった。

80万人の中学生が集団不登校を開始。そんな日本で何が起こるのか。 読み始める前はそんなことを考えていたと思う。 大人と中学生が積極的にぶつかり合うのだと考えていたと思う。 でも、違った。そういったエネルギッシュな内容ではなかった。 たしかに、序…

スタニスワフ・レム「虚数」は、難解につぐ難解

20世紀最高のSF作家のスタニスワフ・レム。IQ180の大天才だ。 そんな著者が書いた「虚数」は、架空の本の序文集である。 まず最初に言って置かなければならないのは、私の脳みそがハイスペックではないということだろう。 IQ180の人間が想像力を使いまくった…

「Self-Reference ENGINE」は、わからない。

円城塔作品を読むと「あ~円城塔だね」と誰もが思うだろう。 この円城塔っぽさは、円城塔作品を読んだ人間にしか感じられない特徴的な感覚だ。 その感覚は、わからないことと難解さが合わさっている中に、ところどころ理解出来る部分がある時に生じるものだ…

「WORLD WAR Z」は、何が面白いのかわからなかった。

ゾンビ物が割りと好きな私としては、話題になっていたゾンビ小説「WORLD WAR Z」はいつか読まないと思っていたんです。 で、文庫版が出たということで読みましたよ。 ぜんっぜん面白くない。 オーラル・ヒストリー形式のインタビュー集な仕上がりになってい…