サラダバーで結納

本当によくあるブログ。作品の感想や思ったことを書いているブログ。

スタニスワフ・レム「虚数」は、難解につぐ難解

20世紀最高のSF作家のスタニスワフ・レム。IQ180の大天才だ。

そんな著者が書いた「虚数」は、架空の本の序文集である。

 

まず最初に言って置かなければならないのは、私の脳みそがハイスペックではないということだろう。

IQ180の人間が想像力を使いまくった話を、私が読んだところでどれほど理解できるというのか。

面白いとか面白くないとか、そういうことじゃないんだよ。理解できるかできないかなんだ。

 

内容については

1204夜『虚数』スタニスワフ・レム|松岡正剛の千夜千冊を見ていただくのが一番だろう。

 

 

私個人はGOLEMを読み進めるたびに、人間というものの不完全さに不満が募っていった。

藻は光合成という超テクノロジーを持っているのに、人間が持っているのはニュートン力学レベルのもの。

なんでわざわざ飯を食わなきゃ行きていけないのか、エネルギーを得る方法に光合成というものがあるのに、なんで人間はそれができないのか。

確かにそのとおりで、自分の身体に不満の一つや二つ出てくるハメになる。

 

他にも

脳を重要視しているけど、たいしたことなくね? 人間にとって重要なのは遺伝子だろ? 何十万年も続くコードこそが重要で、大した知性を持っていないし獲得もできないんだから、脳なんか重要視するのやめておけ。

みたいなことを言われるんだ。

GOLEMが上位の知性を持っているが故に、人間の知性など糞と言っているわけだ。

そんでもって最後にGOLEMは沈黙してしまう。より上位の知性に触れるために沈黙しちゃった。

 

人間にやれるのは、人間の脳みそで理解できる程度のことを追求していくことだけですね。当たり前のことですけど。

 

 

虚数 (文学の冒険シリーズ)

虚数 (文学の冒険シリーズ)