サラダバーで結納

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「なぜ宇宙人は地球に来ない? 笑う超常現象入門」は、徹底的にバカにしてて最高

UFOだの宇宙人だのミステリーサークルだのスプーン曲げだのなんだのとオカルトな話題は、いつまでたっても廃れることはない。

この本では、それらの話をアホくさっと言った感じでバッサバッサと切り捨てる。

エセ科学を真面目に批判することはもちろん重要だが、バカにするという手法を使ったほうが効果的な印象を受ける。

 

宇宙人に関して著者が書いた内容が私は大好きだ。

何度も言うが、私は宇宙人がいないとは思わない。ただ、自分たちよりもはるかに劣った文明を持つ地球人を、不定期に観察しては、たまに肉眼や写真で見つかるヘマをやり、こそこそ隠れて家畜の死体を切ったり、車を空に浮かばせたりする為に、光に近い速さで飛んでも何百年かかる所からやってきているとしたら、あまりにもアンポンタンだ。

 まさにその通り。こんなことするためにわざわざ地球に来ているとしたらまったくもってアホだろう。

 

 

超能力に関しても、念写とか本当にできるんだったら、拉致被害者の場所を念写したり、政治家や企業家の不正、癒着の現場を念写すれば社会の役にたつのに、なんでやらないの? と疑問を呈す。

 

透視メガネとかいうインチキ商品に対しては、なんで人間は透けないの?骨がなんで見えないの? と、よくよく考えればだれでも思い至る結論を述べる。まぁ透視メガネなんてものを買う人間は、そういう結論に辿りつけないから買うのだろうが。

 

ピラミッドパワーという得体のしれないエネルギー発生原理があるらしい。あるピラミッドパワー愛好家の人は「ピラミッドの中にいれた餅だけカビが生えない」といったらしい。生命エネルギーが活性化されるのならば、カビだって生命なのだから活性化しなければおかしいと著者は言う。

これも本当にそのとおりだ。ご都合主義以外の何物でもない。

 

他にも、戒名、賽銭などにも言及し、無駄金使うなよと言っている。

これも実に正しい。

死んだ後に付けられる名前に何十万も払うっておかしいだろう。中には何百万、何千万と払う人間がいるとのことで、いやはや死は稼ぎ時とばかりに、金をふんだくる僧侶がいるのだなぁと思った。

死んだ後の名前なんぞどうでもいいだろう、と私は思うのだがどうしてそんなものが欲しいのかねぇ。

結局の所、残された遺族が、あの家は自分の父親が死んでも戒名すら与えなかったと後ろ指刺されたくないがために買うものなのだろうな。

 

パワーストーンの章を読んで、家に届く新聞の広告紙にパワーストーンのものがあったのを思い出した。金運アップのパワーストーンの紹介だったのだ、今パワーストーンを買うと宝くじが一枚ついてくるというサービスを展開していた。

商売がうまいのか下手なのかよくわからないサービスだが、これをみてどれぐらいの人間が手を出すのだろうか。

 

 

とにもかくにも、この本では超常現象をとにかくバカにしていく。読んでいくたびに気持ちがよくなっていくのが素晴らしい。