サラダバーで結納

本当によくあるブログ。作品の感想や思ったことを書いているブログ。

「日本インディーズ候補列伝」からは、勇気をもらった。

江頭2:50が所属する事務所、大川興業。その総裁である大川豊泡沫候補と呼ばれる人々を紹介している本。

泡沫候補を笑い飛ばすような内容ではない。いや、笑える内容ではあるのだが、バカにしたりしていない。大川総裁は、インディーズ候補を応援しているのだ。

供託金300万円をはらって選挙に出馬する愛すべき人たち。

彼らが何を思って出馬したのか、なぜ何度も出馬するのか。

インタビューを行って始めてわかる泡沫候補と呼ばれる人たちの本当の姿。

彼らからは日本を良くしたいという気持ちが伝わってくる。

 

羽柴誠三秀吉という男は、大阪城の形をした自宅に住み、国会議事堂を模した建物をもっており、対北朝鮮用のミサイルを設置していたりする男なのだが、この男は夕張市長選で2位になったりしている。もはや泡沫候補とは呼べないレベルの候補だ。

その夕張市長選で、ニートから出馬をした作出龍一は40票も獲得したのだ。ニートが出馬してもそれだけ票が集まるのだ。大川総裁は言う「ニートでも出馬しろ」と。

この本では他にも、11人の子持ち「北村とむやむくん」。

出馬回数24回「山口節生」などなどが紹介されている。

 

個人的に大好きなのは、第三章だ。

労災で手に入れた金を供託金にして出馬した山田得生。腰の骨と首の骨を折っても心まで折れることなく、明るい選挙活動を行った。

あいりん地区で選挙演説を行った小山広明。

血友病A、C型肝炎高尿酸血症不整脈、胃炎、C型肝炎により膵臓が肥大し、痔でもあるという西村聡文などなど。

 

 

候補者の出馬理由も、政策も、選挙活動もすべてが十人十色だ。

そして、それがまた私に勇気をくれるのだ。

ニートだろうが、たくさんの病気に犯されていようが、何度落選しようが、臆することなく出馬した彼らには、勇気をもらえた。

スポーツ選手が頑張っている姿をみるよりも、彼らの話を聞いたほうが勇気がもらえる。

 

ちなみに、DVDがついており、深作清次郎の政見放送や、そのまんま東が宮崎県知事選にでたときの街頭演説が収録されている。

日本インディーズ候補列伝(DVD付)

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