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サラダバーで結納

本当によくあるブログ。作品の感想や思ったことを書いているブログ。

「DNAロボット」

DNAロボットとはいい響きである。

DNAとロボットを組み合わせただけだが、それでもわくわくするだろう。

 

DNAロボット―生命のしかけで創る分子機械 (岩波科学ライブラリー)

DNAロボット―生命のしかけで創る分子機械 (岩波科学ライブラリー)

 

 

DNAロボットというのは何かといえば、DNAを使った分子機械のことだ。

DNAはヌクレオチドが何個も結合して長大な構造物となり、その2本がくっつくことで二重らせん構造を実現する。

細胞分裂の時には、このDNAを2つに分ける必要があるのでRNAからタンパク質へと遺伝情報が伝達されるセントラルドグマが実行される。

本来のDNAは遺伝情報を保持するために存在するわけだが、それを無視してヌクレオチドがくっついたりひっついたりする性質を何かに利用できないだろうか。

DNAロボットはそういった発想で作られている。

アデニンとチミンがくっついたり離れたり、シトシンとグラニンが結合したりする性質を使っていろんな形を作り出してしまうのだ。

 

遺伝情報なんて関係ない、DNAという構造物をいろんな形にして機械にしてしまおうと言うのだ。

いやはや、DNAの役割を徹底的に無視してしまうなんとも大胆な発想である。

 

 

この本では、そのDNAロボットの作り方や実際の成果や今後の可能性などを紹介している。

今後の可能性は合成生物学である。

生物を使って論理回路つくったり、人工遺伝子つくって最終的に細胞の再構築を目指している。

所詮DNAなど部品に過ぎないのだから、利用して別の機能を作ってしまえばいい。

別の細胞にしてしまえばいい。

そして生物を作り出してしまえばいいのだ。

 

システム生物学入門 -生物回路の設計原理-

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システムバイオロジー―生命をシステムとして理解する

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