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サラダバーで結納

本当によくあるブログ。作品の感想や思ったことを書いているブログ。

「スノーピアサー」 列車だけが人類の世界

映画

原作はフランスの漫画「Le Transperceneige」で、設定と世界観が最高だと思った映画。

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あらすじ

2014年に地球温暖化対策のためにCW-7という人工冷却物質が大気圏上部でばらまかれた。

そうしたら、冷えすぎて氷河期になってしまった。

生き残った人間は永久機関で動く列車「スノーピアサー」に乗り込み、そこで暮らしていた。

先頭車両では富裕層が悠々自適な暮らしをしてすべてを支配している。

だが、後部車両は貧困層が奴隷のような扱いをうけて生活していた。

そんな中、貧困層で暮らす「カーティス」という男が仲間とともに列車の支配権を奪おうとする。

 

 

世界で生きている人間は列車の中にいる人間だけという突拍子もない設定が良い。

しかも1年間かけて世界を一周する列車という規模のデカさも良い。

 

 

映画が始まると貧困層の場面しか描かれないので、富裕層がどんな生活をしているのかはわからない。

貧困層の生活はぎゅうぎゅう詰めの空間暮らし、風呂なんてあるわけもなく、食物はプロテインブロックというものが支給されるだけ。

なんとも糞な生活だ。

子どもが必要だとかで勝手に子ども連れてかれちゃうし、それに反抗して靴なげたら腕だけを列車の外に放り出されて凍っちゃうし、しかもハンマーで叩き割られちゃうし。

そんなことがあったから、反乱すること決意したり。

プロテインブロックが虫から作られているのを知ってショック受けたり。

途中で斧持ったやつらと対決することになって、トンネルで暗視ゴーグルつけた状態で虐殺されそうになるし。

でも、松明もって形勢逆転したり。

 

富裕層のエリアに近づいていったら、植物育ててるセクションがあったり、魚を育てているセクションで寿司くったり、子供達の教室で列車作ったウィルフォードのビデオみたり、妊娠している女教師がライフルぶっ放して殺しにきたり、貧困層に住むギリアムという老賢者が掴まってぶっ殺されたり、総理をぶっ殺したり。

そのあとは、富裕層らさ悠々自適な生活しているエリアをただただ進んでいく。

歯医者、服の仕立屋、カフェ、バー、美容院、サウナ、クラブなどなど。

貧困層の生活とくらべたら天と地とも違う。

そんな光景を目の当たりにしながらついに先頭へ到着。

そこでウィルフォードと対面したカーティスは衝撃的な話を聞く。

 

 

なぜ一つの列車の中で富裕層と貧困層があるのか。

それは、閉鎖生態系を維持するにはバランスが必要で、放っておくと人口が増加してしまい、すぐにみんな餓死してしまう。

だから、ときどき反乱をおこして人口の管理を施すのだ。

ウィルフォードと貧困層の賢者ギリアムは連絡をとりあって、反乱を起こすことを計画し、それにまんまと乗っかったのがカーティスだったのだ。

だが、今回の反乱は本来トンネルで暗視ゴーグルで虐殺されて治まる予定だったが、松明もって対抗してくるという予想外のことがおきた。

その責任をとるためにギリアムは殺された。

 

ウィルフォードは列車内の秩序のために富裕層と貧困層をつくり、人口が増えたところで革命をおこさせ人口を減らす。

すべてはバランスのため。

そして、ウィルフォードは自分が列車の管理をすることにつかれたので、カーティスに管理を任せようとする。

 

 

 

物語の最後は、もちろん列車がぶっ壊れる。

ここが最高にカタルシス。

列車内の世界がぶっ壊れていく様は最高だ。

この映画をみると列車内の富裕層がむかつくこと間違いなし。

そいつらが全員死んじまったと思うと最高だね。

といっても、絶滅ENDではなくちょっとした希望みたいなのが残されているのも良い。