サラダバーで結納

本当によくあるブログ。作品の感想や思ったことを書いているブログ。

「多読術」 松岡正剛が語る読書

松岡正剛という知識人がいる。

千夜千冊というサイトで千日間毎日 本の感想を書き続けた人物だ。

その松岡正剛が読書について語った本が「多読術」である。

多読術 (ちくまプリマー新書)

多読術 (ちくまプリマー新書)

 

読書というものは、書き手と読み手のコラボレーションなのだという。

書いてあることを理解するだけじゃなくて、自分の意識や感性が必ず絡んでくる。

だから、読むというのは自分を一緒に感じることなのだという。

 

 

他にも、読書の楽しみは「無知から未知へ」だという。

無知だからこそ読書は面白く、未知の箱をあける楽しみであるとのこと。

この本を初めて読んだ時、この言葉がかなり印象にのこった。

「読書は毒でもある」という主張にはものすごく納得できるし、その日の気候や気分、状況で読んだ時の印象が違うのだから、2回読むことをおすすめしていたりする。

 

 

中でも一番うなずいた部分を引用しよう。

たとえば、量子力学の新しい局面を読むとか本居宣長国学の周辺を読むというのは、けっこう集中力が必要です。中身も難しい。

しかもぼくは学者や思想家になりたいわけではないから、そればかりやるわない。

ですから量子力学国学を読み続けるのは、やっぱりしんどい。

そのため、ついついその読書力が落ちてくる。

落ちてくるのですが、その回復を別の本でやるわけです。

 

この部分は非常に共感できる部分だ。

まったく知らない分野の内容をずっと頭に叩き込んでいる時間というは、本当に疲れる。

読む気力がまったくなくなってくることもしばしばである。

そんなときに別の本を読むと確かに回復してくることがある。

読書熱が下がった時に読むと回復するエネルギーチャージ系の本というのが必ずあるし、それを読んだ勢いのまま難しい本に移行すると、結構集中力が続いたりする。

読書する人間なら誰でもこういうことを感じたことがあるだろう。

 

他にも私の場合は、HARDSTYLEというジャンルの曲が好きなのでよく聴く。

新曲のチェックを1時間ぐらいして飽きてきたら、自分の好きなHARDSTYLEの曲を聴いてリフレッシュすることがよくある。

同じジャンルだけど好きな曲なら回復作用がでてくるのだ。

 

 

そんなことを思ったこの本であるが、多読術がなんであるかは書かないでおこう。

それが今回この本を読んだ時に思ったことだから。

 

にほんとニッポン ―読みとばし日本文化譜

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