読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

サラダバーで結納

本当によくあるブログ。作品の感想や思ったことを書いているブログ。

「のんのんびより りぴーと」 第10話で泣きそうになる

のんのんびよりという癒し系田舎アニメがある。

TVアニメ『のんのんびより りぴーと』公式サイト

 

そこに「れんちょん」と呼ばれる小学1年生のキャラがいる。

普段はわけのわからない言動と行動を行う実に不可解なキャラだ。

そして、「駄菓子屋」と呼ばれる駄菓子屋を営んでいるヤンキー風の女がいる。

サバサバしているのだが、面倒見のいいオンナだ。とくにれんちょんに対しては特別優しくしている。

普段は馬鹿話が多いアニメなのだが、この二人がメインになっている話はとてもいい話のものばかりだ。

 

中でも第10話では「れんちょん」が補助輪なしで自転車にのるための練習をする話だ。

れんちょんが自転車にのる練習をするのだが、家族には用事があったので1人で練習することに。

「駄菓子屋」に練習付き合ってもらおうと思ったが仕事中だからできないと言われたので、「駄菓子屋の前で見ててくれるだけでいい」と言い1人練習を始める。

一日中練習したが、もちろん乗れるようにはならない。

 

そして風邪をひいた「れんちょん」。

急いでお見舞いにくる「駄菓子屋」。

絵本を読んであげたりなんだりする「駄菓子屋」。

 

れんちょんは風邪が治ったあと駄菓子屋のところへ行くと「定休日」。

そして二人で自転車に乗る練習を始める。

アニメではここから一切セリフがでてこない。

ただ自転車に乗る練習をする二人の姿がずっと続く。

 

f:id:DuctDust:20150908102648j:plain

 

f:id:DuctDust:20150908102722j:plain

何度も転び、膝を擦りむいて、途中で泣いても、夕暮れ時になっても二人は練習をし続ける。

 

そして、乗れるようになったシーンがとても美しかった。

f:id:DuctDust:20150908102739j:plain

f:id:DuctDust:20150908102744j:plain

f:id:DuctDust:20150908102746j:plain

f:id:DuctDust:20150908102747j:plain

f:id:DuctDust:20150908102749j:plain

f:id:DuctDust:20150908103126j:plain

最後の画像では「駄菓子屋」が両腕をおろしているのがわかると思う。

自転車を離した後もずっと同じ格好で見守り続けていた「駄菓子屋」が手をおろすことで心配が安心に変わったことを表現している。

これで乗れたことをわからせるこのシーンがとても好きだ。

 

ちなみにこの後に二人が喜び合うシーンはない。

それもすごくいい。

美しく感じるのは無邪気に喜ぶ姿を描かないからなんだと思う。

ここで私は泣きそうになった。

 

このシーン自体の素晴らしさもあるのだが、自分がやった自転車にのる練習を思い出したり、乗れた時の嬉しさとかそういうのとシンクロしたからだと思う。

あと、自分には甥っ子がいるので「駄菓子屋」の視点でもこのシーンを見ることができるからかもしれない。

いろんなものが呼び起こされる素晴らしい話だった。

 

1/60 風物詩シリーズNo.01駄菓子屋

1/60 風物詩シリーズNo.01駄菓子屋