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サラダバーで結納

本当によくあるブログ。作品の感想や思ったことを書いているブログ。

「エクストリーム・ウェア」 究極を目指す服達

エクストリーム・ウェアというタイトルのとおり、究極の服について話だ。

服といっても宇宙服からコンドームまでと幅広い。

エクストリーム・ウェア -究極の服をつくる技術- (TECH LIVE!)

エクストリーム・ウェア -究極の服をつくる技術- (TECH LIVE!)

 

 水着のレーザレーサーの開発話が書かれている。

着にくい、締め付けきつい、吐いてしまうなんて言われたレーザレーサー。

プロの世界ではスイミングウェアは個人個人に合わせて作っていたのだが、レーザレーサーは違う。

メダリストレベルの選手の身体のデータを集めると、そういった選手の身体はだいたい同じ形をしていることがわかったのだ。

だからレーザレーサーはメダリストレベルの選手の身体に合わせてつくってある。

もしレーザレーサーを着てきつすぎると思ったならば、それは自分の身体がまだまだ出来上がっていないということなのだ。

速くなりたいならレーザレーサーがきつくならないような身体に仕上げろ!ということだ。

それがレーザレーサーの設計思想である。

 

 

他にもF1のレーサーが着る服は何百℃もの炎にも11秒は耐えられるものを作っていたり、着るだけでテーピングの効果を発揮するスポーツウェアや、ヒートテック、F1レーサーのヘルメット、次世代南極服なんてものまで紹介されている。

 

服か?と思うかもしれないが着るといえなくもないコンドームの話を紹介しておこう。

コンドームの中には避妊機能を高めるために精子を殺す薬剤が入っていたりする。

それにも臨床試験が必要なので、いろんな夫婦に強力してもらいデータを集めて証明したらしい。

そしてなによりも薄さへの飽くなき探求には恐れいった。

この本では0.02mまでで終わっているが今現在のコンドームは0.01mだ。

オカモトゼロワン0.01ミリ3個入り

オカモトゼロワン0.01ミリ3個入り

 

これはゴムアレルギーやらゴム臭が嫌という人もいるので、ポリウレタン製にしたことで実現できたらしい。

ゴムの場合は0.03mが限界のようだ。

だから、0.02m以降のコンドームはポリウレタンでできているのだ!

 

 

この本を読めば服というものの進化をじっくり味わえるだろう。

素材、形、縫製方法を吟味し、機能を追求していく企業や人々努力に感服せずには居られない。

服を機能で選ぶタイプの人は絶対に読んだほうがいい。