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サラダバーで結納

本当によくあるブログ。作品の感想や思ったことを書いているブログ。

「WORLD END ECONOMICA Ⅰ」

小説

元は同人のノベルゲーム。それを小説にしたものを読んだ。

青春×月面×金融 という異色な作品。

WORLD END ECONOMiCA (1) (電撃文庫)
 

 主人公のハルは月生まれの青年。

家出したが株取引で儲けて生きていた。

警察に見つからないようにするために紹介された場所が教会で、そこで出会ったのが数学の天才のハガナ。

紆余曲折を経て教会の借金のために一肌脱ぐことになったハルはハガナの数学の力をかりて、投資に没入していく。

 

投資用語満載で知識ないとわかりにくいところもあるだろうが、一度でも投資ってやつをやってみたことがある人間ならば、そんな言葉は知ってて当然レベルのものなので問題なく読める。

 

青春と月面と金融の話なんだけど、青春がストーリーのメインではないから恋だの愛だのって話はないに等しい。

金を稼ぐために共同作業しているうちに・・・的な感じ。

月面だから地球と株取引に違いがあるかというとそうではないが、地球人が一旗揚げようという目標をもってやってくる場所として月面という設定はありだと思った。

IT関係で一旗あげるためにシリコンバレーに行くような感じといえば伝わるだろうか。

それが月面という場所だ。

 

 

ストーリーは借金を返すために数学の力を借りてプログラムを使い、どんどん儲けていく。

教会近辺が再開発されるということで地上げ屋が今すぐ金を返すように言い始める。

その地域の人達はそろって借金していたので、ハルに金を増やしてもらうことに。

ハルはやりとげようとするが、儲け額が足らない。

そこからが急展開なので、ぜひ読んでいただきたい。

 

 

 

ラノベで金融小説ってのが面白くて私は読むことにしたのだが、読んでよかった。

ページ数800ページにわたるこの分厚い小説を中だるみすること無く読めたのは面白かったからとしかいいようがない。

 ハルの夢はどうなるんだろうか。

そんなことがすごく気になる作品であった。

WORLD END ECONOMiCA (2) (電撃文庫)
 
WORLD END ECONOMiCA (3) (電撃文庫)