サラダバーで結納

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自然の世界で暮らす若者の話 映画「イントゥ・ザ・ワイルド」

物を消費するばっかりの生活に嫌気がさした主人公が、自然の世界を冒険する映画で、実話が元になっているのが「イントゥ・ザ・ワイルド」だ。

 

イントゥ・ザ・ワイルド [DVD]

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 ・あらすじ

裕福な家庭で育った成績優秀な若者が、両親の不仲や消費社会への嫌気などの理由で放浪の旅にでる。

 

ゆく先々で出会ういろんな人々との交流。

カヌーで川を下りそのままメキシコにいったり。

とにかく内なる声に耳を傾けながら生活をする。

そして、アラスカで暮らしている時に不運な出来事が起こり・・・。

 

 

・感想

主人公の行動は若気の至りという言葉で片付けられるだろう。

自分が持っているものをすべて投げ捨てて、都会から離れ自然の中で暮らしたいという気持ちはわからないでもない。

そんな主人公の気持ちを感じながら見ていたわけだが、途中で違和感を覚えた。

それはカヌーで川下りをするシーンでのこと。

 

かなりの激流の川をやったこともないカヌーで下りはじめる。

全くの未経験では絶対に下ることは不可能としか思えないレベルの川。

そのときに普通なら「死」を考えるだろう。

だが、主人公はそんなことは微塵も考えていない。

ただ「川をカヌーでくだりたい!」という気持ちしかないのだ。

そこに違和感を覚えた。

多少「川下りの最中に死ぬかもしれない。それでも川を下りたい!」という気持ちが描かれていればよかったのだが、それは一切ない。

要するに、主人公の頭には「死」が無さ過ぎるのだ。

そこにどうしても違和感を覚えてしまったのは、私がすぐに「死」を考えてしまう性格だからなのかもしれない。

 

 

高評価な作品だが、個人的には主人公が出す結論も平凡なもので気に食わなかったし、「死」が頭にないことへの違和感がずっとあって、さほど感情が喚起されることもなかった。

 

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