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サラダバーで結納

本当によくあるブログ。作品の感想や思ったことを書いているブログ。

あるということの単純さ 「これのこと」

タイトルだけをみると一体なんの本なのかさっぱりわからないだろう。

それもそのはずで、この本にかかれていることは「理解」できないことだから。

著者のジョーイ・ロットは言う。

宗教、スピリチュアルな教え、修行、マントラ、ヨガのポーズ、瞑想、禁欲。

そういうことを完璧に修得できたら特別になれるだろうと言われた。

でも自分で直接発見したのは、特別なものなんかなにもないってことだった。

最大の秘密とは、なにも隠されてないっていうことだ。

手に入れられるものなんてない。

これは最初からそうなっている。

必要なのは、なにか別のもの、特別なものを手に入れようとするのを完全にあきらめること。

それだけ。

 そしてその後に繰り返される「ただのこれ」「あるということの単純さ」という言葉。

まったくもって「理解」はできない。

 

思考では「理解」できないこと、それこそが一般的に言う「悟り」みたいなものなのだ。

そう、この本は簡単に言えば「悟り」についての本である。

これのこと

これのこと

 

 著者はこの本で「あらゆる理解(誤解)を調べて解体すること」が目的であると述べる。

内容はその通りのもので「信じることには意味がない」「個別の自己はない」「理解は概念でしかない」「ヨガは単にヨガ、瞑想は単に瞑想」といったものばかり。

著者が主張するのは「あるということの単純さ」それだけなのだ。

先程も書いたが、この本で繰り返されるのは「ただのこれ」「あるということの単純さ」という言葉である。

 

理解できるものではなく、直接的な経験からもたらされる「ある」というもの。

思考や概念を通さずに、ただのこれを見るということ。

そういうことを著者は主張しているのだ。

 

 

私はこの記事を書いているがまったくもって何が「ただのこれ」なのかさっぱりわからない。

だが、それはしょうがないのだ。理解できるものの話をしていないのだから。

理解できるということは「ただのこれ」ではないのだ。

 

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