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サラダバーで結納

本当によくあるブログ。作品の感想や思ったことを書いているブログ。

「生きるのが面倒くさい人 回避性パーソナリティ障害」

何もかもが面倒臭いが故に生きるのが面倒臭い。

そんな心境になったことはないだろうか。

私はある。というか、今も若干生きるのが面倒臭い。

何をするのも億劫なのだ。

もしそうであるならば、回避性パーソナリティ障害なのかもしれない。

生きるのが面倒くさい人 回避性パーソナリティ障害 (朝日新書)

生きるのが面倒くさい人 回避性パーソナリティ障害 (朝日新書)

 

 回避性パーソナリティ障害は「自分への自信のなさや人から馬鹿にされるのではないかという恐れのために、社会とかかわることや親密な対人関係を避けることを特徴とする状態である」。

特徴としては

・他人の批判や拒否に敏感

・親密な関係になるのに臆病

・親しい関係でも自分をさらけ出せない

・周囲の目や他人の評価を気にしすぎる

・自分は人に好かれるはずがない

・自己評価が低く、取り柄のない人間だと思う

・目的実現や新たなチャレンジに消極的である

・悪い出来事や可能性ばかりを心配する

・人との交わりを自分から求めない

・生きることに喜びが薄い

・親密な関係や性的な関係を避ける

である。

 

著者はこれらの傾向を

傷つくこと、言い換えれば自分の世界が壊されることを恐れるということではないだろうか。

 と主張している。

 

本書では、回避性パーソナリティ障害と回避性愛着の違いと類似点、また社交不安障害や自閉スペクトラム症との違いや類似点にも言及している。

 

 

私個人が読んでいてドキリとした箇所がある。

社会人となり自立することへの恐れや、パートナーと愛し合い、子どもをもつといった責任に縛られることへの不安といった回避性の特徴は、別の見方をすると、一人前の音にとして成熟することへの拒否という面をもつと解することもできる。

 この箇所を読んでまさに自分のことだと思ったのだ。

自分が自立した存在としての自信がないから、大人としての責任を担うことに恐れをもってしまうのだ。

 

 

この本の最終章には回避性の克服方法について書いてある。

大事なのは自分で決断することである。

どんな小さなことでもいいから自分で決断し、小さな変化を起こしてみることが大事なのだ。

ありのままの自分をさらけだし、自分を解放してやればいいと著者は言う。

少しずつでいいから自分で決めて、自分で変化させていけばいい。