サラダバーで結納

本当によくあるブログ。作品の感想や思ったことを書いているブログ。

「早く死ねたらいいね!」 リチャード・シルベスター

タイトルは著者が解放した時に受けた祝福の一言らしい。

早く死ねたらいいね! ― <私はいない>を願う人への非二元と解放の言葉 (覚醒ブックス)

早く死ねたらいいね! ― <私はいない>を願う人への非二元と解放の言葉 (覚醒ブックス)

 

 非二元の本。

あるのはワンネスだけ。

スピリチュアルな探求にはどれも意味がないと著者は言う。

「私」が消えるという解放が起きるか起きないかがすべて。

努力すれば起きるというわけではない。

なので、解放のためにやれることは何一つない。

 

解放が起きると、人間はいないということがわかるらしい。

人間がいないので分離もない。

そして、人生において選択というものもない。

 自分の人生で何も選択してこなかったなんて、素晴らしくはないか?

何かを後悔することも、罪悪感に苛まれることもない。

これ以外の可能性、違った可能性などなかった。

ホッとするではないか?

なんだっていいのだ。

行くべき場所はない。

為すべきこともない。

意味もなければ道徳もない。

救いもなければ望みもない。

すべて手放していいし、すべての緊張を解き放っていい。

絶望の素晴らしさ、無意味という贈り物を楽しんでいけばいい。

これからはまったくもって無力であることを楽しめばいいのだ。

 この文章を書いている「私」はいないし、書くかどうか迷ったということもない。

この文章を読んでいる「あなた」はいないし、読むかどうか迷ったということもない。

ただ起きることが起きただけ。